ありがとうございました。2012-08-09 Thu 02:59
8月3日深夜に、私の父が急死いたしまして急遽週末のお打合せを
キャンセルさせて頂き、多くのお客様にご迷惑をおかけした事深くお詫びいたします。 急なキャンセルの申し入れにも、快くご理解いただき、また励ましのお言葉もいただき 本当に、ありがとうございました。 8日からは何とか正常に、仕事も出来る様になりました。 私は、お盆休み返上でキャンセル分のお打合せさせて頂くつもりですので、ご遠慮なく ご連絡ください。 葬儀と通夜に、一部の仲の良いお客さんもご参列して頂けました。 本当に、ご多忙の中そして暑い中ありがとうございました。 父は50歳半ばで脳梗塞により、不自由な体で20年近くも生きてきました。 息子の私が言うのもなんですが、結構善人でした。 バカ正直で責任感が強く、他人にも自分にも厳しい人間でした。 最後は、結構苦しまなければならない病気を発病し、1ヶ月ほど苦しんで治療を受け 少し希望の光も見え始めたところでしたが、あっけなく逝ってしまいました。 20年も不自由な体でガンバってきたのですから、最後くらい、もう少し楽に逝かせて あげたっかったです。 ちょっと運命と現実を恨みました。 若くから、自分で商売をして業界では岐阜でトップクラスまで上り詰めた事もありますし 辛く悲しい時期も経験している父は私が小さなころから、とても厳しく甘えや泣き言など 一切聞いてはくれませんでした。 幼少の私は、友達たちの優しいお父さんが羨ましく平和な家庭に憧れていました。 しかし40歳半ばになって、自分で商売をし挫折を繰り返してきた今の私には、あのころの 父の気持ちが痛いほど分かります。 当然ですが、反発した時期もありました。 学校や街で問題を起こし何度も警察沙汰になってしまった事もありました。 警察や児童相談所や家庭裁判所にも何度も、足を運ばせてしまいました。 私も今は父親です。 本当に淋しく虚しくやり切れなかっただろうと思います。 よく蛙の子は蛙とか、親の背中を見て育つ・・といいます。 今、その意味が本当によくわかります。 結局私もピンチが来ると父と同じような方法で切り抜けたり向かい合ったり しています。 人間は死ぬと人生で一番良かった頃に戻ると聞いた事があります。 今頃は、父もきっと病気で不自由な重い体を脱ぎ捨て若くたくましかった頃に戻って 飛びまわっている事だと思うと、ちょっとホッとします。 「男は仕事が有れば俺の葬式になんか来ずに、仕事をしとれ・・!!」 と元気な頃はよく言っていましたが、そんな事は実際できませんでした。(笑) 私は、いい年をしてこの1ヶ月は、本当に仕事も手に付きませんでした。 本当に感情をかき乱されている様で、おかしかったです。 本当に、メンタルが弱いな・・と思い知らされました。 しかし、もうこれからは親父が化けて出て来て怒られない様に一生懸命に仕事をします。 スポンサーサイト
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